Dying on the vine.
普段使用する上で障害となる問題に対して傾向と対策を、遭遇したものから挙げていくつもりで。 上の方の案件は比較的最近(version 5.0 以降)のもの、下の方の案件は version 4.2 時代のものです。
ショートカットキーでワークスペースを切り替える@仮想環境
すっきりした環境で作業をするのは作業効率の向上に有効で、散らかったウインドウを開いたまま分散配置できるワークスペースはなかなか素敵なソリューションです。 Mac OS X 10.5 以降で Spaces 使っていて慣れてくると他の環境でも使いたくなりますし、できればいちいちマウスを掴まずにキーボードで切り替えたいものです。
Vine では Alt + Ctrl + 方向キーで任意の方向にあるワークスペースへの切り替えがデフォルトになっています(更に Shift の追加で任意の番号のワークスペースに切り替え)。 なら何を言っているんだということになりますが、VMWare Player 上で実行している場合は Alt + Ctrl がシステムの切り替えに使用されていて、ゲスト OS のコントロールはそのプライオリティを越えられません。
ということで、全てのスペースにキーボードで移動できるように配置を変更します。 デフォルトでは横1列ですが、横移動が無理なら縦にすればいいという簡単な話で、縦1列にするだけです。
- 上下どちらかのパネルにあるワークスペース切り替え器の設定を開く
- 「全てのワークスペースを表示する」と「ワークスペースの数」を 2 以上で一致させる
パネルの切り替え器は各スペースの様子を表示してくれますが、パネル自体が横長なので、行数を増やすと見た目の馴染みは悪くなります。 3行以上にした場合、パネルの切り替え器のグラフィックは見ないことにするしかなさそうです。
ホームに日本語名のディレクトリが作成される
Version 5 以降の環境に初めてログインするとホームディレクトリにマルチバイトな名称のディレクトリ群が作成されるようです。 名称が一元化されるので皆それに従ってくれれば便利なんですが、このままでは CUI から辿るのが面倒なので翻訳無しの名称に直します。
- ユーザ・フォルダを更新しない
- システム>設定>ユーザ向け>自動起動するアプリの設定 で、「ユーザ・フォルダの更新」のチェックを外す
- LANG=C でユーザ・フォルダを再定義
- (一応確認)現在の言語環境
% printenv LANG ja_JP.UTF-8
- LANG を C にする
% setenv LANG C
- ターミナルから以下のコマンドを実行
- CUI で設定したいなら以下のコマンド一発
xdg-user-dirs-update
- GUI で設定したいなら以下のコマンドで設定ウインドウが開くので Update Names をクリック
xdg-user-dirs-gtk-update
- CUI で設定したいなら以下のコマンド一発
- ホームディレクトリを確認
- 定義した言語環境で名前がついた各ディレクトリが作成されているはずです
- 中身が空だったものは削除されます
- 中身があるものはそのまま残ります
- (一応確認)現在の言語環境
anthy(日本語変換)が機能しなくなる
上記の通り、日本語変換ができなくなる件。 何故こうなるのか、発生理由は不明。
解決手順 1
簡単にやっつける方法を記載する。
- 設定ファイル群を初期化
- それらを含むディレクトリごと消す
rm -rf ~/.anthy
- 心配なら名前を変えるだけでもいい、後でゴミになるだけだが…
- それらを含むディレクトリごと消す
解決手順 2
設定ファイルが格納されているディレクトリ .anthy には大抵以下のファイル
- last-record2_default
- lock-file_default
- private_dict_default.tt
が格納されているが、件の問題が起こったところを見ると
- last-record1_default
が追加(?)されている。 つまりこれが要らない(同 2 と競合してる?)んじゃないかと思われるので、private_dict まで消したくない場合はこいつから除けてみるのが良いかと。 とはいえ、どれだけ学習させてもこの日本語変換は馬鹿なままなのだが…
firefox の起動エラー
firefox を起動しようとすると 「FireFoxは起動していますが応答しません。新しいウィンドウを開くにはまず既存のFireFoxプロセスを終了させるか、コンピュータを再起動させなければなりません」 というアラートが出て、でもそんな覚えはないんだけど、とにかく起動できないという件。 時々忘れた頃に発生する模様。 誰かがバックグラウンドでプロセスを走らせている間などは特にだが、この問題が発生したからといって突然再起動されても困るので、そうせずに済む方法は必須。
解決手順
一度やれば覚えるでしょう、という程度。
- プロファイルの確認
- Mozilla のアプリケーションは各ユーザーのホームディレクトリにそのユーザーの環境設定ファイルを置いているが、ランダムな名称が与えられているので「何が現在有効か」は一見わからないことがある
- 何かあると新しいものが作られ、追加されていくので、古いもの(わかっていれば消してしまっても良い)が残っている可能性がある
- 一つしかなければ飛ばして良い手順
- どういうタイミングで増えていくのかはここでは問題としない方向で
- firefox ディレクトリ内のそれっぽい名前のファイルに書いてある
less ~/.mozilla/firefox/profile.ini
- [Profile0] の下に Path と示されているものが現在有効
- プロファイルのディレクトリ内での操作
- 上記で調べたディレクトリ内を見る
- 例の問題が起こっていれば .parentlock という不可視ファイル(しかも中身は空)があるはず
- ターミナルから操作していない場合は不可視ファイルも表示するオプションにチェックを入れる
- 消去だこのやろう
rm -f .parentlock
- 空ファイルなので touch で任意に作れてしまうものだが、それでも不安なら名前を変えるだけでも良い
- 再度 firefox を起動
- 例の問題だけならこれで何事もなかったように起動するはず
備考
- あのファイルは前回の起動時に異常終了などした場合に、「作られる」というよりは「(自動的に消されずに)残る」という感じのようだ
- ハード側を強制終了した場合はあり得るが、あるいは firefox を起動したままログアウトしてもそうなるのだろうか
- 意味としては、例えば複数のマシンから同じユーザーによって同時に firefox を起動されて環境設定などを変更されたりすると何かとまずいから、どこかで起動されたらあのファイルを作ってフラグを立てておく…ということだろうか